生きる力~折れない心の鍛え方~5/6

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皆さんこんにちは!

今日は、「生きる力~折れない心の鍛え方~5 実際知識の拡大~知識の拡大発展」について述べる。

実際知識の拡大~「知識」の拡大発展~

折れない心を鍛えるための3面(精神的姿勢の確立、思考方法の整備、実際知識の拡大)の「実際知識の拡大」について述べて行く。

知識はすぐに使う習慣をつくろう

2種類の知識

「知識」には、何か事があるときにさっと自動的、無意識的に使われて役立つものと、何も使われずに役立たないで終わってしまうものと2つのカテゴリーに分けることができる。

「体験知識」は、ほとんどが前者であり、自分の血や肉になって身についていて、瞬時に行動に活かされる。

後者の知識には、様々なメディア(書籍、新聞、雑誌、インターネット情報、テレビ、ラジオなど)があり、また、人の言葉(一方的な)もこの中に含まれる。

知識の拡大と活用

知識を得る方法には、書籍、新聞、雑誌や他のメディアがある。これらは、知識量や知識範囲を広げることになるし、人の一生においてこれらは圧倒的に多いのである。

これを十分に有効に活用し、その活用を豊富にしていくことは脳の活性化に必要である。それによって思考も行動も確かなものになる。

知識を使うということは、その知識を具体的な行動のつながりで幅広く考えていくことである。

例えば、ある商品の製品は安く作っているが、消費者の手に渡るときには随分と高い値段になっているということを具体的に考えてみるのも思考のトレーニングになる。この場合には、製品の検品、パッケージング、集荷、輸送、など様々な経路や人の手を経て消費者に届けられる。そのそれぞれのコストを考えて行くことが思考のトレーニングになる。

このような、トレーニングをしていくと単なる知識を生きた知識に変えていくことができる。

このようなトレーニングを多くしていくと、途中でなかなか思うように行かないことや、疑問点や矛盾点等が出てくる。そのような場合には、新たに調べたり確かめたり、場合によっては実際にやってみることは重要なことである。

できるだけたくさんの物事に首を突っ込む習慣をつくろう

実際体験と専門家意識の損失

 社会、ビジネスの実務経験や生産的な活動を豊富に経験して、その経験を的確な視点で整理していける人は、土台がしっかりしており実際材料が豊富である。

しかし、その実際体験や実務体験が乏しいと、本や他のメディアからの検証もせずに単純に引用したり、聞きかじりで人に話しをしたりして伝えることになる。

また、専門家意識で凝り固まると、変化の激しいグローバル時代には見当外れな考えや行動になってしまう。脳の活動から見ても、狭い範囲に限定されてそれだけの程度しか出せずに終わってしまう。

脳の反応を活かす

人間の脳は、もともとはどんな種類のものでも多量に受け入れることができる。また、それぞれをきちんと有効に扱い分けて、混乱しないでそれぞれの領域や分野の特性に応じて処理する能力を根本に備えている。言いかえれば、何でもやれるのが全ての人の本来の脳である。

本質的な意味で、できない理由はたった一つであり、それは「やらない」からである。

苦手だからこそやってみよう! 知らないからこそ知ろう! 関係ないから関係づけをしよう! という「チャレンジ精神・姿勢」をもってやるとちゃんとできるように脳はできている。

何にでも興味を持ち行動しよう

脳の本質や仕組みから言うと、「一芸に秀でるためには、多方面の異質の領域の結びつけと、多種多様な情報(体験)が必要」と言うことがいえる。

「生きる力~折れない心の鍛え方」として述べてきているが、生きる力、折れない心を鍛えるためにも、何にでも興味を持ち行動すれば何かを学ぶことができる。書物、新聞や他のメディアからも学ぼう。国内の情報だけでなく海外の情報にも目を向けることも大事である。

できるだけたくさんの人に接触する習慣をつくろう

情報というのは、基本的に人間を通じて展開される。つまり情報のネットワークとは、人のネットワークにほかならない。この人のネットワークは、情報の側面だけでなくもっと重要な側面がある。

仕事の基本は、人と人との関係をいかに築き上げるかにかかっている、と言っても過言ではない。

人と人との関係をしっかりとつくり、そのネットワークを有効に広く築き上げていくことは仕事の成否にも、質にも、創造的発展にも必要不可欠である。

これまで述べてきたことの振り返りの一言として、「人生に無駄はない!」と考え行動することが大切である。

これまで「折れない心を鍛える」の3面について述べてきた。

次回は、それをどのようにして連係させながらしっかりと折れない心を鍛えていくのかについて述べていく。

次回もお楽しみに!

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