皆さんこんにちは!
私たちは、考えがまとまらない、話が説得性を持たない、話が長いなど自分自身のことであったり周囲の人であったり経験する。なぜ、考えがまとまらないのか? なぜ話が説得性を持たないのか? なぜ、話しが長くなってしまうのか?
これは、「思考のフレームワーク」と「発信のフレームワーク」が身についていないか、または、忘れてしまうことによる。それでは、どのようにそれらを身につけていったらいいのか?これについて言及してゆく。
実践のための趣旨とステップ
1.楽しみながら実践する
2.誰がやるのか?
当然ですが自分自身が主体的にやるのである。他人はやってくれない。しかし、自分自身が主体的な姿勢で人からアドバイスをしてもらうことや他の人の例を学ぶことはサブとして必要である。
3.いつどこでやるのか?
いつでもどこでもできる。毎日の仕事、家庭、友人付き合い、趣味、娯楽、スポーツ、文化活動、休息、などあらゆる場面、空間でやれる。
4.何を対象(材料)に扱うのか?
ありとあらゆるものが対象になる。職場の人間関係、悩んでいること、仕事のやり方、コミュニケーションの悩みなど個人の身の回りのことは、心を鍛えるためにいい内容である。
新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、インターネットなどからもいい材料を提供してくれる。
5.なぜやるのか?
まずは、本稿のテーマである「頭の中を3秒で整理する!!~超・論理的会話術~」のためにある。
6.何をどのようにやるのか?
「指針」を活用していくというところがまず基本で中心になる。
指針とは、普遍的な原理、道理、めやす、基準・・・(分類、角度、手順、注意点、法制知識等)を言う。
3大実行方針
思考と発信のフレームワークを身につける3大実行方針がある。それは、「行動」「整理」「反復」である。
これから先がそのトレーニングになる。その根本に「3大実行方針」というものをおいて行う。
①指針(フレームワーク)に忠実に行動し、実践する à 行動せよ!
②指針(フレームワーク)に戻って整理し、修正する à 整理せよ!
③指針(フレームワーク)に従って反復し、継続する à 反復せよ!
指針に忠実に、行動・整理・反復のサイクルを繰り返すことにより、脳回路が「思考のフレームワーク」と「発信のフレームワーク」として形成され鍛えられていく。これは、辛抱強く行っていくことが大切である。
次回及び次々回は、「思考のフレームワークの実際」、「発信のフレームワークの実際」と続く。
参考文献:
・脳力開発入門-基礎編-(株式会社脳力開発センター)
・脳力開発指針集(株式会社脳力開発センター)
※本稿の基本になっているのは、恩師・城野宏先生が創始された「脳力開発」「情勢判断学」である。
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